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津の国屋 [伊勢の風景]

津の国屋

 古市(現古市テニスコート前交差点より60mほど尾上町方面に行った地点)にあった津の国屋を紹介します。なお、このページの画像はクリックするとほぼ原寸大に拡大します。

伊勢山田古市 津の國屋
津の国屋.jpg
 表面には「豊橋 豊文社印行」とあります。

現在の様子(かしくからテニスコート方面)
DSC01804.JPG

(テニスコート方面からかしく)
DSC01803.JPG
 津の国屋は「可祝楼」(現「ジョイスかしく」)からテニスコートに向かって二軒目にありました。(野村可通『伊勢の古市あれこれ 道歌の巻』所収「昭和3年間の山切下げ当時の古市表通り状況図」より。可祝楼の現在地は伊勢古市参宮街道資料館館長世古様からご教示を得ました。)

次にチラシを紹介します。

表面
「両宮付近名所旧跡案内略図」
原寸(縦26.7㎝×横37.9㎝)
津の国屋裏.jpg
 朝熊ケーブルカーの開業は大正14年です。昭和6年に開業した参宮急行(現近鉄)宇治山田駅が描かれていませんので、この間に発行されたものだと考えられます。

裏面
「参宮御案内」
津の国屋表.jpg

案内文の一部を要約して抜粋します。
・最近本館を新築、引き続き別館三層楼を増築の上大広間を拡張した。
・田中河井太夫は五畿内の御師である。
・一之木神主は箱根以西東海道一円の御師である。
・西野文太郎氏が投宿した縁から、氏の肖像・斬奸状・謝礼の手紙等が存在する。
・宿泊した夜には、備前屋いせおんどを見物するのもよい。

〔参考文献〕
野村可通『伊勢の古市あれこれ 道歌の巻』
昭和51年3月 三重県郷土資料刊行会

〔参考HP〕
秋田耕司様
・「近代伊勢参宮名所図会 古市周辺」 
 
(こちらをクリックして下さい)

「明治期に於ける御師の旅館 郷土史家 飯田良樹氏投稿」
(こちらをクリックして下さい)


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コメント 2

京男

おはようございます。
貴重な資料なんでしょうね。
by 京男 (2014-05-07 05:26) 

jyugemu

京男さん有り難うございます。
貴重かどうかは分かりませんが、珍しいものだとは思います。

by jyugemu (2014-05-07 21:07) 

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