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明治聖代戦役記念碑会員章1 [虎尾山]

明治聖代戦役記念碑会員章 

関係ページ 明治聖代戦役記念碑会員章2

 虎尾山の明治聖代戦役記念碑(明治聖代戦役=日清・日露戦争)の建設にあたっては、「明治聖代戦役記念碑建設会」が設立されました。その会員証を紹介します。なお、この記念碑は、近年「金鳶」「ニャロメの塔」と呼ばれています。

箱と会員章
DSC08581.jpg

表面 (ほぼ原寸大)
DSC08584.JPG
裏面 (ほぼ原寸大)
DSC08585.JPG 

 国立公文書館デジタルアーカイブスシステムで「明治聖代戦役記念碑」で検索すると「明治聖代戦役記念碑建設会に関する件(三重)」との件名で、記念碑に関する史料を読むことができます。このシステムについては、尾上町のO様にご教示いただきました。いつも様々なことをお教え下さいまして、有難うございます。

 この史料の43ページ「本会会員徽章雛形並ニ種別」に、写真と同じ絵と、会員のによる材質の違いの記述があります。一部を引用します。

  名誉賛助員徽章  純金製 綬付   
  名誉会員徽章    純銀製 綬付 
  特別会員徽章    銀製
  正会員徽章     金色
  通常会員徽章    銀色

 この史料から、写真の徽章は「通常会員徽章」だと考えられます。 

平成21年1月14日追記
  この史料について、近代以降の戦争について広くご研究をなさっている、Y様よりメールを頂きました。以下Y様からお教えいただきましたことを、掲載します。
 徽章は、この史料が作成された後、明治四十一年勅令第二百九十二號(勲章や、布告・勅令で制定された各種記章・褒章に類似した標章を佩用した者は拘留又は科料に処せられる)に抵触するとして、径を六分に縮小の上、綬を付けないようにと警告を受けているそうです。また、資金集めも順調ではなかったようです。従って、この史料通りに徽章が作られたかどうかは不明だそうです。
 Y様、ご指摘どうも有り難うございました。今後、Y様にもご覧頂き、さらなるご教示を賜りたいと思います。 
平成24年4月1日追記
  同じ意匠で、金色のものを入手しました。記事上部「関連ページ 明治聖代戦役記念碑会員章2」をクリックして下さい。
  
 


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コメント 7

京男

こんばんは。
よくこういうのが残っているな。
by 京男 (2009-01-12 20:13) 

jyugemu

京男さん、いつも有り難うございます。
インターネットのオークションがなければ、日の目を見ることがなかったと思います。
by jyugemu (2009-01-12 21:22) 

MISUZU

徽章残っていたのですね。
記念碑の正式名称を知っている人が少なくなりました。
もし持っておられる方がいても 「何の徽章」 か解らないかも知れませんね。   通称の 「金鵄」 なら気がつくのでは?

by MISUZU (2009-01-14 15:31) 

jyugemu

MISUZUさん、いつも有り難うございます。
伊勢の方々の蔵にも、探せば残っていると思いますが・・・。
確かに、「金鳶」「ニャロメ」の方が分かりやすいかもしれません。
本文をちょっと変更します。
by jyugemu (2009-01-14 20:58) 

京男

おはようございます。
オークションってすごいですね。
by 京男 (2009-01-15 05:53) 

たいせい

 伊勢の街ならずともどこの街の氏神様でも、意外なほど多くの日清日露の戦捷碑がありますね。
 当然これらは地域の諸先輩方の手で建てられた物であるはずなのに、記憶の伝承が途絶えていると感じています。
 歴史を記録し語り継いでいくというのはとても大切なことですね。

by たいせい (2009-01-15 14:21) 

jyugemu

京男さん有り難うございます。
値段については適正かどうか疑問に思うときが多々あります。
たいせいさん有り難うございます。
虎尾山のものは現在は、台座しか残っていません。
日清・日露戦争後に日本がどう歩んでしまったのかをしっかりと認識しないといけないと思います。
by jyugemu (2009-01-15 21:16) 

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