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聞き書き 虎尾山の記憶1 [虎尾山]

聞き書き 虎尾山の記憶1

 伊勢市在住のI様とO様(O様は、近所のA様や、お医者さんで偶然お会いになった方からもお話をお聞きになっていらっしゃいます。)に虎尾山について伺ったこと、mixiで虎尾山について頂いた皆様の投稿をまとめて紹介します。なお、「・」の後は皆様のお話、→の後はjyugemuの私見です。

山頂の記念碑(元々は「明治聖代戦役記念碑」)の名称について
11450830[1].jpg (写真をクリックすると拡大します)

・尾上町を初め、明倫学区の方々は元々「金の鳶」と「の」を付けて呼んでいた。
・昭和3年生まれの御薗の方は遠足で「金鳶」行ったとおっしゃっている。
 →伊勢市内でも地域によって呼び方が違うようです。
・昭和40年後半に塔に「ニャロメ」の落書きがされてから「ニャロメの塔」と呼ばれるようになった。
 →戦前~戦後すぐ生まれの方は「金鳶」「金の鳶」、昭和40年代以降に生まれた方は「ニャロメの塔」と呼んでいたようです。昭和30年代に生まれた方は何と呼んでいたのでしょうか?

記念碑について
・記念碑の上部のマークの中央は赤く光っていた。(拡大写真赤丸内)
・発電機は塔(記念碑)の中の下部に置いてあり、電線は、内部のはしごにそって設置されていた。
・電飾は河崎や宮川からも見ることができた。
・塔の中央下部(拡大写真黄色枠より下の部分)には、塔の建立の関係者の氏名等が書かれた碑文があった。
・塔の前方には方位を表す表示があった。

次に、虎尾山や虎尾山にあった五二会ホテルについてのお話を紹介します。

虎尾山について
・虎尾山山頂に登る最初の階段(現在は宅地開発により壊されました)の右側には桜並木があった。
地元の人は、伊勢湾に珍しい船がくると虎尾山に上って船を眺めていた。地元の人々は登っていたが、観光客が来るような所ではなかった。
 →戦前や戦後直後の観光案内には「眺めの良いところ」として虎尾山が紹介されています。現在でもそうですが、観光としては行きづらい場所だと思います。
・山頂の塔の周りや、中腹の広場には砂利がひいてあった。

五二会ホテルについて(虎尾山の麓にあったホテル)
・五二会ホテルは昭和30年代団地造成のためつぶされた。
 →玄関とその後ろの建物は、川端町の「地蔵院」に移築されています。(詳細はこちらをクリックして下さい。)
・戦後の一時期は自由に出入りができ、柔道場として使われていた。管理人はいなかった。
・戦後は戦災で家を失った人の避難所として使われていた。2階までは人々が使用していたが、3階は立ち入ることができなかった。
 →大正天皇が泊まった「御座所」があったからかもしれません。
・五二会ホテルの正面玄関は東を向ていた。
・記念碑へ行く清渓橋を右手に、なだらかな広い坂道を登りきった所を右に曲がると建物正面がみえた。
・玄関の前に立派な松の木のある前栽があり車が方向転換せずに元の道に戻れた。

 今のところ、以上のような事をお聞きしています。このようなお話を伺うことができた、尾上町のO様、I様の有り難うございました。また、このお二人をご紹介下さった伊勢のNPO法人自利利他の理事長様にも感謝します。


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コメント 4

e32

山頂の記念碑(元々は「明治聖代戦役記念碑」)の名称について
偶然見つけてみいってしまいました。記念碑の名称については、昭和37年生まれの私もニャロメの党と、いってましたよ。それから記憶が、定かではないですけど、多分、塔の入り口付近に洞穴か地下道みたいなものがあったと思うんですけど。当時5~6人で中に入った記憶があるんですけど、、、、

by e32 (2010-03-22 02:01) 

jyugemu

e32さん有難うございました。
穴は防空壕です。
今後とも、伊勢のことをお聞かせ下さい。
by jyugemu (2010-03-22 13:30) 

じいくふりいと

昭和30年代、明倫地区生まれの私と、大正生まれの父は「キントビさん」と呼んでいましたね。

あの塔に内側から上って、てっぺんに立つ「度胸試し」をやりました。
by じいくふりいと (2010-07-07 13:08) 

jyugemu

じいくふりいとさん有り難うございます。
今後とも一昔前の伊勢のお話をお聞かせ下さい。
「度胸試し」のお話は初めて伺いました。
確かにあの天辺に立つのは度胸がいりますね。
現在は内側のはしごも注意しないと危険だと思われます。

by jyugemu (2010-07-07 22:40) 

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