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内宮宇治橋2 [伊勢の風景]

内宮宇治橋2

関係ページ 内宮宇治橋1

 宇治橋の古い絵葉書を紹介します。 発行「カミガタヤ神田、東京(ローマ字)」

 注目すべき点は橋の左下に写っている「網受け」の人々です。 

 左端の拡大



 逆三角形のような形をした網を持っています。
 これは、参拝客が宇治橋の上から投げた五色の玉を受ける網です。この人々を「網受け」といったそうです。『図説 伊勢志摩の歴史 下巻』に紹介されています。それによると、
・室町時代伊勢国の南半分を支配したのが北畠氏であったが、その没落後家臣の鳥羽左京なる者が渡世のために始めた。
・長い竹の竿に網を付け、参拝客が宇治橋の上から投げる小銭を受けた。
・後、小銭は五色の玉となった。明治期10個ほどを1銭で販売していた。その店は宇治橋入口角にあった。
・明治期に廃止されたが、明治18年から37年までの間復活した。
とあります。
 同じ絵葉書で、実逓便(実際に郵送されたもの)を持っています。その表面(住所記入欄)にあるの消印は不明瞭ですが、「廿?年」とかすかに読むことができます。従ってこの写真は、網受けが復活した直後の様子を撮したものだと考えられます。

現在の宇治橋(平成19年8月10日jyugemu撮影)

 

内宮 宇治橋

参考文献
間宮忠夫 「伊勢神宮の整備」 『図説 伊勢志摩の歴史 下』 
                           平成4年8月 郷土出版社


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