So-net無料ブログ作成
検索選択

神都線内宮前電停1 [伊勢の鉄道]

神都線内宮前電停1

伊勢を走っていた市電の終点である、内宮前電停の様子を紹介します。                                       ほぼ原寸 『最新写真版 伊勢乃風光 拾六枚組』の1枚                                                      下の注記:「伊勢 内宮電車停留所 The Naigu Station」                                                                 右の説明:伊勢電車は山田駅前より外宮神苑前を左折し内宮及二見方面に至る内宮停留所は宇治橋前県管公園の前方にあり (旧漢字は改めました) 

 電車の奥に写っている建物が駅舎です。『近鉄の廃線を歩く』によると、大正4年10月に当初あった平屋建て建物を立て替えたものだそうです。また、線路は行き違いができる2線で、終端は車両1台を留置するスペースがあったそうです。
 この絵はがきの発行年代は明確ではありません。しかし、表面に「郵便はかき」とあります。西川洋監修『今昔写真集 三重県絵はがき集成』によると官製葉書は、昭和8年に表面の「はかき」の表示が「はがき」に改められたそうです。この絵はがきも官製葉書に準じた表記となっていたとすれば、昭和8年以前の発行ということになります。袋には「汽車時刻表」として、参宮線の時刻表が載っています。伊勢電鉄や参宮急行は書かれていません。まだ開通していない頃だったからか、スペースの問題かは不明です。両鉄道が開通する前だとすると、昭和5年以前のものだということになります。また、『写真集 明治大正昭和 伊勢 二見 小俣』「神都電車内宮前停留所」によると、写真に写っている二重屋の電車は昭和1ケタまで運行していたとのことなので、大正4年10月以降、昭和初期以前の写真であることは間違いなさそうです。

現在の様子 

                                          平成18年12月23日jyugemu撮影 

 駅舎跡には、平屋建てのバスの待合所(出札口もあります)が建っています。看板には「乗合自動車内宮前驛」とあります。   

参考文献                                                                                                                   西川洋監修       『今昔写真集 三重県絵はがき集成』  樹林舎 平成18年                                                                                                                                                                                                                                         写真集伊勢編集委員会『写真集 明治大正昭和 伊勢 二見 小俣』 国書刊行会 昭和61年                                                                                           徳田耕一         『近鉄の廃線を歩く』 JTBキャンブックス 平成18年                                        


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 2

コメント 2

e-nyon

昔の建物と今の建物と比べてみると面白いですね。
車の種類はだいぶ変わりましたが、意外とそんなに違和感がないですね。
by e-nyon (2007-01-06 21:29) 

jyugemu

えんみほさんnice!有り難うございます。
とてもマニアックなブログですが、これからもよろしくお願いします。
by jyugemu (2007-01-06 22:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。